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御社のデザインは大丈夫?デザインセルフチェック

あなたの(会社の)デザインは?

みなさんの企業・組織ではデザインはどう扱われているでしょう。伝えたい魅力やメッセージが対内的・対外的に伝えられているでしょうか。
商品やサービスを紹介する際に「デザイン」された情報発信を行うことはなかなか難しいものです。
特に昨今では様々なツールが発展し、情報発信の多様化が進む反面、「デザイン」が煩雑になっているのではいないでしょうか。

会社案内やwebサイトなどだけでなく、カタログやパンフレット・広告や広報、さらに営業資料や提案書などビジネスツールにおいても、伝えたい相手やターゲット、求める効果を意識してデザインしなければ、的確な情報伝達にはならないのです。

もし、今のデザインに納得いっていない方、求める効果が得られていない方などは、もしかしたら「デザイン」の捉え方がずれているのかもしれません。

では、どういったポイントでデザインをチェックすべきか、という点でデザインとは何かを考えていきたいと思います。

デザインチェックのポイント

一般的に言われているものとしては「5W1H」というものがあります。

  • When(期間・期限)
  • Who(誰に・ターゲット)
  • Why(なぜ)、What(何を)
  • Where(どこで)
  • How(どうやって)

デザインではこれを踏まえさらに視覚的に、魅力やメッセージが伝わりやすいよう表現されているかが重要となってきます。
その中で、大きく5つのポイントに絞ってご紹介します。

1.印象のブレ

「デザイン」というと好みの問題やセンスの有無で判断されがちではないでしょうか。
そのため、担当される方の趣味嗜好により左右され、本来望むべき方向からのズレが生じることもしばしば。
要素毎に選ぶ素材や色、装飾などもその好みやセンスでデザインしてしまうと、求める印象や全体的なイメージとのブレにも繋がってしまいます。
これを防ぐために、「誰に」「何を」「何のため」に加え、「どんな印象を」ということを最初に設計し、それを細部に反映させて行くことが重要なのです。
これにより、全体の印象をまとまったものにし、一貫したデザインにより全体を通して魅力・メッセージの発信ができるのです。

2.要素や分量のバランス

伝えたい魅力やメッセージを詳しく説明しようとすると、やはり文字量や要素の分量が多くなってしまいますよね。
そのために本当に伝えたい内容が埋もれてしまったり、入りきらなかったり。
「あれもこれも載せたい」の結果、「結局何が言いたいんだっけ」などもありがちな現象ではないでしょうか。
ここでも本来の目的を見据え、「必要な人」に「必要な情報・要素」を「必要な分量」で表現することが「伝える」をデザインする上で大事なポイントになってきます。

3.強弱・コントラスト

目立たせたい要素や内容なのに目立っていない、印象に残らないなんてことございませんか。
「全てが大事な要素だから、全部が目立つように」なんてことをしていたら、目立つものも目立たないし、内容も印象に残りません。先ほど同様に「結局何が言いたいんだっけ」に陥ってしまいます。
ここでは「何を一番言いたいか」をはっきりさせ、優先順位によって強弱・コントラストをつけて行くことで、より「伝わる」デザインができるのです。この強弱・コントラストは色はもちろん、大きさや形状などでも表現できるので先ほどのバランスと合わせて設計して行くのが良いでしょう。

4.整頓・整列

全体の印象やバランス、強弱をつけて行く際に気をつけていきたいのが、この「整頓・整列」です。
要素や内容毎にまとめたり(グルーピング)、領域に合わせて並べたり(ゾーニング)する「整頓」と、その中でさらに始まりや終わりの位置を合わせ整える「整列」によりデザインすることで、印象・バランス・強弱がより効果的に表現できるのです。
フリーレイアウトという手法もありますが、これも実は完全に自由にバラバラに配置するわけではなく、基準点やグリッドなどを起点に整頓・整列され成立しているのです。

5.余白

デザインの中ではよく言われるこの「余白」。「空き」ではなく「余白」です。
上下左右のマージンや要素同士の間隔のことを指しますが、このスペースを極端に嫌がる人もいらっしゃいます。
必要以上に余白をとる必要はないですが、この余白の取り方次第だけでも、バランス・強弱の表現ができたりもします。
極端に言えば、この「余白」があるから要素を際立たせたり、バランスを保つことができるのです。

いかがでしょう。細かくチェックしだすともっと見るべきポイントは多くありますが、ここで挙げた5つのポイントを見直すだけでもデザインはグッと良くなるはず。

一度あなたの会社のデザインを見直してみてはいかがでしょう。

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