SDGs
SDGsへの取り組み
エクシートが取り組むSDGs / Our Mission
社員のキャリアアップを応援し、限りある紙資源を大切にします。
1952年の創業以来、「印刷」をベースにスタートしたエクシートは、紙を用いた製品を作っています。私たちが、紙のムダを無くすための取り組みを意識し始めたのは、もう20年以上前からのこと。会議資料のペーパーレス化、紙のリサイクル、オンライン校正、デジタルプリントマシーンの導入、『FSC認証』取得…などです。
当社は、SDGs17の項目のうち下記の5つを重点項目として取り組んでいます。
次世代を応援する
上昇志向を持ち、意欲ある社員のキャリアアップを公私ともに応援します。
- 具体的な取り組み
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・資格取得の支援
・県の「キャリアアップ実践企業」に登録し、若手社員のキャリア形成を支援
・地元学生へのキャリア教育、インターンシップの受け入れ
- 目標
- 資格取得支援の制度利用者(年間5名)
- キャリアアップの後押し
- 「情報伝達サービス」に関連する知識やスキルを身に付けるための研修や資格取得等を、本人の現業務に直接関わりがなくても、就業時間内に習得できる制度を設け、社員のキャリア形成を支援します。
次世代に引き継ぐ
「紙」を大切に使い、限りある紙資源を次世代につなげます。
- 具体的な取り組み
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・紙取り上のロスとなる余白と残紙等は可能な限り廃棄せず、必要とされるお客様や地域の保育園・小学校、お年寄り(介護施設)に、メモ紙や絵描き用紙等として断裁・包装しお届けし、紙無駄防止のための啓蒙を行います。
・FSC認証を受けた紙の使用を提案・推奨します。製品にFSC認証マークを入れることで、お客様の社会貢献とイメージアップのお手伝いをさせていただきます。
- 目標
- ① 損紙・予備紙の購入割合を現在の3%削減します。(印刷部・製本部)
② DTP・営業・総務関連社員は使用コピー用紙を現在の仕入れ数の10%削減します。
③ 予備紙を断裁・糊付けして、地域の保育園等に定期的にお届けします。表紙には「限りある資源の大切を啓蒙する」ためのメッセージを添えます。(年2回、3カ所)
④ 従来のオフセット印刷で予備紙が余った場合は、予備紙の予備としてストックしておく棚を用意します。
- 徹底した紙ムダの削減と、リサイクル処理の実施
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「3R」推進(※3Rとは、リデュース=ごみ発生抑制物を大切に使い、ごみを減らすこと、リユース=再使用、リサイクル=再生利用)し、紙ごみをリサイクル用に分別して燃えるごみとは別に、紙回収業者に渡します。
紙資源のリサイクル徹底策として、営業・制作フロアーではリサイクルボックスを設けて保管し、工場内はリサイクル紙専用置場にまとめ、定期的にリサイクル回収業者からの再生紙トイレットペーパーと交換します。全社でリサイクル紙のトイレットペーパーを使用し、お客さまには資源を守るためにFSC認証を受けた紙を推奨します。 - 製品に使用する紙は「自社の標準紙」を定め、可能な限りその中からお選びいただくようご提案、標準紙使用率を高めていき、デッドストックや常備在庫による経年劣化等での廃棄を減らすことにつなげます。
- かつて使用していた紙の指図書・請求書・納品書を電子化することで、紙を使わない、さらに郵送も削減することでCo2削減に努めます。
- 省エネ・資源ロス削減を徹底するため、デジタルプリントセンターを開設
- 2022年のデジタルプリントセンターの開設により、デジタルプリントに特化した取り組みや仕組みを確立し、根本的な紙資源のロスを減らすことが可能になりました。
- これにより、セット用紙の削減・色合わせ用紙の削減が実現可能になりました。また、必要数を都度の印刷が可能になったので、作り置きによる劣化や内容変更等による廃棄処理等を削減出来ます。さらに、“デジタルプリント”は、版が不要なのでオフセット印刷に必要なアルミ版の消費を削減できます。
- FSC認証を受けた紙の使用と、マーケティング施策で資源のロス削減
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「正しく管理された森林からできた生産物を使っている」ということを証明する制度(FSC認証)を2023年に取得しました。今後は、お客さまに出来るだけ積極的に、FSC認証を受けた紙の使用をお勧めします。印刷物は、自分にとって必要な情報でなければ“ゴミ箱直行”です。
紙マーケティングの精度を上げることで、自分にカスタマイズされた「欲しい情報」をお届けし、なるべくゴミ箱に行かない情報を印刷することで資源ロス削減を実現します。