株式会社エクシート

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3月は歓送迎のシーズン。新しい仲間を迎えたり、お世話になった方を送り出したりする機会が増えますよね。そんなとき、「感謝の気持ちをどう伝えればいいか?」と悩むことはありませんか?

ただ「ありがとうございました」と伝えるだけでは、気持ちが伝わりきらないことも。相手の心に響くお礼のポイントは、具体的なエピソードを添えることです。今回は、送別会や歓迎の場で使える、印象に残る感謝の伝え方を紹介します。

1. 「ありがとう」がもっと伝わる!具体的なエピソードを添えたお礼のコツ

ただの「ありがとう」では伝わらない?

感謝の言葉を伝えるとき、「〇〇さんには本当にお世話になりました!」だけで終わらせてしまいがち。しかし、相手の心にしっかり届くお礼にするには、具体的なエピソードを添えることが大切です。

たとえば、こんな送別スピーチがあったとします。

  • NG: 「〇〇さんには本当にお世話になりました!寂しくなりますが、新天地でも頑張ってください。」
  • OK: 「〇〇さん、プロジェクトのトラブルで悩んでいたときに、夜遅くまで相談に乗ってくれたこと、本当に感謝しています。あのアドバイスのおかげで乗り越えることができました!」

後者のように、「どんな場面で、どんな行動が嬉しかったのか」を具体的に伝えると、相手も「あのときのことを覚えてくれていたんだ」と感じ、より心に響きます。

また、具体的なエピソードを入れることで、聞いている人にもその情景が浮かびやすくなり、感謝の気持ちが伝わりやすくなります。

2. より響く感謝の伝え方の工夫3選

① エピソードは相手を主語にする

感謝の言葉を伝えるときは、「自分がどう感じたか」よりも「相手がどんな行動をしてくれたか」に焦点を当てると、より伝わりやすくなります。

NG例: 「私は〇〇さんにとても助けられました。」

OK例: 「〇〇さんが、私が営業のプレゼンで緊張していたときに練習に付き合ってくれたおかげで、自信を持って臨むことができました!」

「相手がどんな行動をしてくれたか」を伝えることで、「自分のしたことが役に立ったんだ」と実感してもらえます。

② 「具体的なシーン+感謝の言葉」をセットにする

ただ「ありがとうございました」と伝えるよりも、「いつ・どんなことが嬉しかったのか」を加えることで、感謝の言葉がグッと印象に残ります。

例: 「〇〇さん、私が入社したばかりで何も分からなかったとき、毎朝声をかけて気にかけてくれましたよね。そのおかげで、安心して仕事を覚えることができました。本当にありがとうございました!」

③ シンプル&ポジティブにまとめる

長すぎるスピーチや手紙は、逆に伝わりづらくなることも。短く、シンプルな言葉の方が相手の心にスッと入ります。

また、「寂しい」「残念」といったネガティブな表現よりも、「感謝」「応援」といったポジティブな言葉を選ぶと、良い印象を残せます。

NG: 「〇〇さんがいなくなるのは本当に寂しいです…。もっと一緒に仕事をしたかったです。」

OK: 「〇〇さんから学んだことを活かして、これからも頑張ります!新しい環境でもご活躍をお祈りしています!」

3. 言葉だけじゃない!気持ちを伝える+αの方法

感謝の気持ちは言葉だけでなく、ちょっとした工夫を加えることで、より伝わりやすくなります。

  • 手書きのメッセージを渡す – メールやLINEが増えた今だからこそ、手書きのメッセージは特別感があります。簡単な一言でも手書きで渡すと、より温かみのあるお礼になります。
  • ちょっとしたプレゼントを添える – 「相手が好きなもの」や「思い出の品」などを添えると、気持ちがより伝わります。
  • 写真や思い出を共有する – 送別会の写真や、過去の思い出話を共有するのも、心に残る方法のひとつです。相手が思い出を振り返りながら、良い気持ちで新たな一歩を踏み出せるようになります。

まとめ

歓送迎シーズンは、感謝を伝える絶好のタイミング。ただ「ありがとう」と伝えるだけではなく、具体的なエピソードを添えることで、より心に響くお礼になります。

さらに、手書きのメッセージやちょっとしたプレゼントなどを活用すると、より印象深い感謝の気持ちを伝えられます。今年の歓送迎シーズンは、ぜひ「気持ちが伝わる感謝の言葉」にチャレンジしてみてください!

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