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激戦の福井の高卒採用戦線はどこまでいくのか?

急に春らしい暖かさになり、福井でも桜の開花が待ち遠しいですね。
飲食店では桜フレーバーが並び、小売店でも新生活お祝いキャンペーン…っと。
各社SP企画も、花見、新生活などに紐付けてくるシーズンです。

特に”エイプリルフール”は、企業のオモシロSNS企画の定番ですね。
ツイッター例 KIT KATさん「4.1(よい)ウソ募集」
https://twitter.com/KITKATJapan/status/847825845095849984/photo/1?ref_src=twsrc%5Etfw&ref_url=http%3A%2F%2Fkakeru.me%2Ftwitter%2Fnatsu-2017_aprilfool%2F

古い記事ですが、アドタイさんが多くの事例をよくまとめてらっしゃいます。
https://www.advertimes.com/20150402/article188586/

福井県の高校生の採用戦線は採り合いに!

さて入社シーズンの今、高卒の新入社員は大変貴重な存在だといえます。
すでに福井県の高校生は事実上3倍近くの求人倍率になっていますが、
それもそのはず、福井県の高校生自体が著しく減っています。

参考データとして、15~19歳人口(福井県):1990年 60,539人 ⇒ 2015年 38,113人という推移です。
(国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(平成25年3月推計)』)

今の福井県の「15歳人口(7,736人)」と「0歳人口(6,134人)」を比較することで、
今後15年で約1,600人の高校入学対象者が減ることがわかります(平成28年10月資料)。
http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/toukei-jouhou/zinnkou/nenreibetsu28.html

とある情報筋から聞きますと、学年300人強が最大のマンモス校群になるらしいですが2番手クラスだと160人ほどの高校になるようです。
つまり1,600人減のインパクトは、10校ほどの高校が閉鎖するのと同じぐらいの事象です。
テレビで夏の甲子園を見ていると、福井県は30校ほどの代表とよく耳にしますから、
10校もなくなるぐらいの数字とは…、とても想像がつかないです!

進学率の高まりや県外流出の影響もあるので、 高卒の就職希望者といえば、もはや考えられないほどの貴重な存在になりそうですね。
このデータを見ていると、「労働力を高卒採用で」と今もなおお考えの会社は、パラダイムを変えないと立ち行かなくなる気がしてなりません。
長期的な採用戦略を見直す必要が出てきそうです。

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